Q&A
よくある質問とその回答
当社にお寄せ頂いた、よくあるご質問とその回答を公開致しております。新たな疑問・お問い合わせも鋭意お受けいたしております。商品について気になること、当店のシステムに関してお知りになりたいこと等があれば、是非、ご意見をお聞かせ下さい。
・高周波って何ですか?
高周波は電磁波の仲間である電波のことです。 電磁波は周波数の高いものから、X線やγ(ガンマ)線などの放射線。可視光線や赤外線などの光線。 電波、低周波電磁界に大別されます。
さらに電波は長波・中波・短波・極超短波などに分かれます。 電波はテレビ・ラジオ・携帯電話などの通信に使われたり、電子レンジなどの加熱に使われています。
・マイクロ波と高周波の違いは?
マイクロ波も高周波も電波の中のある特定の周波数帯のことです。 双方共に高域周波数のため高周波と呼ぶ場合があります。マイクロ波の周波数は300MHz~300GHz、高周波は1KHz~3MHzで、 マイクロ波の方が高周波より少し周波数が高いのが特徴です。
どちらも通信や加熱などに広く利用されています。一般にマイクロ波は比較的断面サイズの小さいもの、形状の不定形なものの加熱に。 高周波は断面サイズの大きなもの、長いものの加熱に使われています。
・なぜ、高周波やマイクロ波で物が加熱されるのですか?
加熱の原理は電界エネルギー→分子の振動回転→摩擦エネルギー→誘電体物質の温度上昇→加熱という流れになります。ただし何でも誘電加熱できるわけではありません。
基本的に金属類は加熱できません。セラミックやテフロンなどのプラスチックの一部もあまり加熱には適しません。 反対に水や食品や木材などは加熱され易く高周波やマイクロ波加熱がよく使われています。
・なぜ高周波で物が加熱されるのですか?
誘導加熱は主に金属の熱加工、熱処理、溶解の分野で広く利用されています。またカーボンやステンレスなどの容器を誘導加熱することによって容器内部に入れた電気絶縁物である石油化学製品、石英ガラスなど導電性物質でないものも加熱溶解する関節加熱方式にも応用されています。
誘導加熱技術はさらに宇宙での新素材開発における利用など多彩な産業分野で活用される可能性が広がっています。
・加熱装置の各シリーズと仕様、サイズを知りたい
当社・高周波ネッスルが設計・開発している加熱装置のシリーズは、以下の仕様・サイズの組み合わせがあります。
| シリーズ | 主スイッチング素子 | 大きさ | 水量 | 周波数域 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| KNTB | トランジスターIGBT | やや小型 | やや少ない | 500HZ〜150HZ | 一般的で使用し易い装置 |
| KNTM | トランジスターM0SFET | やや小型 | やや少ない | 500HZ〜600KHZ | 比較的高い周波数で価格も蛇若干高額になる |
| KNTG | トランジスターIGBTが主 | 小型 | 電源は水冷型方式 | 20HZ〜50KHZ | 比較的安価であるものの使用環境は限定的 |
| KNTSM | トランジスタースーパーM06FET | 非常に小型 | 非常に少ない | 500HZ〜2MHZ | 小さい部品のロー付溶解等に使用される |
| KNV | 真空管 | やや大型 | やや多い | 20KHZ〜40MHZ | 形は大きいがどのような用途にも使用できる |
| 特注混合 | --- | --- | --- | --- | --- |
・高周波誘導加熱装置の特徴とシリーズ別の適した用途は?
高周波誘導加熱装置の特徴は下記の通りです。また当社開発製品のシリーズ別分類は以下の図をご参照下さい。
・1・瞬間加熱ができる・局部加熱ができる・2・均一加熱ができる・3・クリーン加熱ができる・4・表面のみの加熱ができる・5・自動化が容易・7・小型・軽量である(トランジスター方式)・8・回路電圧が低く安全である(トランジスター方式)・9・返還効率が高く抜群の省電力タイプである(トランジスター方式)・10・既設の電子管式加熱装置からの置き換えが可能である(トランジスター方式)
| 用途 | 内容 | シリーズ | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| HNTB | KNTM | KNTG | KNTS | MKNV | ||
| ろう付 | 金属製品の銀ろう、銅ろう他すべての硬ろう付きの自動化に最適 | ● | ● | ● | ● | ● |
| 半田付 | 電子部品、家電部品、計測器部品、自動車部品等の半田付作業に最適 | ● | ● | ● | ● | ● |
| 焼入 | 自動車部品、精密機械部品等の焼入処理に、小物から大物まで適用 | ● | ● | ● | ● | |
| 焼鈍 | 電線、ステンレスパイプ等の焼鈍やプレス加工品の絞り・曲げ加工の前処理 | ● | ● | ● | ● | |
| ビレットヒーター | 鍛造・押出成形加工の合理化や品質向上 | ● | ● | ● | ||
| 溶接・鍛接 | 電縫管・ファインチューブの連続溶接、フープ材・コアー材の溶接 | ● | ● | ● | ● | |
| 熔解 | 鉄鋼溶解・貴金属溶解・遠心鋳造新素材の真空溶解 | ● | ● | ● | ● | |
| 焼鈍 | コンプレッサ等のロータやシャフト・ベアリング等の焼鈍加熱 | ● | ● | ● | ● | ● |
| 熔着 | 製缶接着、食品キャップシール、ラミネートチューブシール、スピーカー接着、乾燥押出モール接着 | ● | ● | ● | ● | ● |
| ボンバータ | 電子管、ネオン管、表示管、水銀灯、蛍光灯などのガス排気や、ゲッターフラッシュ | ● | ● | ● | ||
| 半導体製造 | シリコン単結晶の月引上げ、エピタキシャル成長 | ● | ● | |||
| プラズマ加熱 | プラズマトーチ、エッチング | ● | ● | ● | ||
| ハクリ、脱パン | レンズ研磨皿のピッチハクリや金属製冷凍容器(パン)との冷凍食品の分離 | ● | ● | ● | ● | |
| 樹脂コーティング | 小型モーター等の絶縁樹脂コーティングやパイプの酸化防止膜コーティング | ● | ● | ● | ● | ● |
| プラスチック | かしめ、ボルトインサート、溶着 | ● | ● | ● | ● | ● |
| プラスチック | 押出ノズルと成型ダイスや成型金型等の加熱 | ● | ● | ● | ● | ● |
| プラスチック | 金属材料の熱サイクル試験、教材としての加熱装置 | ● | ● | ● | ● | ● |
KNTSM : スーパートランジスター0.5〜2Mz KNV : 真空管タイプ
さらに高周波誘導加熱装置についてご質問がございましたら、当サイトのお問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせください。 興味を持たれたポイント、質問内容をできるだけ具体的にお書きください。
例:「○○の仕様が知りたい」「××との違いを教えてほしい」など。
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